近年、フィリピン政府の発表する各種犯罪関連のデータを見る限り、全体的な治安状況は着実に改善してきているように見受けられます。

一方で、マカティのような高級住宅地や大企業が多く集まるビジネス中心地、特に夜間にキャバクラなどの店舗が集中しているエリアにおいては、夜間の犯罪に関する報道が以前より増加している印象もあります。

これらの傾向から考察すると、犯罪者は無差別に行動しているわけではなく、夜間に外を出歩いている、金銭的に余裕のあると見られる男性をターゲットにしている可能性が高いと考えられます。

したがいまして、フィリピンにおいては、高級住宅地やビジネス街における夜間行動を避けることで、犯罪に巻き込まれるリスクを極めて低く抑えることが可能であると認識しております。

なお、当校EBの周辺は、地元の中間層の方々が穏やかに生活しているエリアに位置しており、安心してお過ごしいただける環境が整っております。

【マニラ首都圏の犯罪発生件数、5月前半に46%減少 — NCRPO発表】

フィリピン国家警察マニラ首都圏警察本部(NCRPO)は、2025年5月1日から15日までの期間において、マニラ首都圏での犯罪発生件数が前年同期比で46%減少したと発表しました。

具体的には、2024年の同期間に287件だった犯罪件数が、2025年には155件に減少しました。この統計は、殺人、傷害、強姦、強盗、窃盗、車両盗難など、重大な犯罪(フォーカス・クライム)を対象としています。 

NCRPOによると、以下のような犯罪の減少が見られました:

•強姦:76%減少

•傷害:50%減少

•殺人:38%減少

•殺人未遂:43%減少

•強盗:39%減少

•窃盗:37%減少

•自動車盗難:100%減少(該当期間中の発生なし)

•オートバイ盗難:13%減少  

また、犯罪解決率(Crime Solution Efficiency)は67.60%から76.13%に上昇し、犯罪検挙率(Crime Clearance Efficiency)も90.97%と高水準を維持しています。

NCRPOのアントニー・アベリン警察少将は、「私たちの最も基本的な任務は、犯罪の発生を未然に防ぐことです。そのためには、地域社会において警察の存在を感じてもらうことが重要です」と述べ、地域社会との連携強化を強調しました。

この成果は、選挙期間中にもかかわらず、警察官がチェックポイント活動や犯罪防止キャンペーンを継続的に実施した結果であり、地域住民の安全確保に向けた取り組みの一環とされています。

Metro Manila crimes down by 46% in first half of May — NCRPO

 

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