マニラで特別な事件が報道されると、「治安が悪くなっているのでは?」と心配する人もいるかもしれません。でも、統計データを見ると、実はマニラ全体の治安は良くなっていることがわかります。
「フィリピン国家首都圏警察(NCRPO)の報告によれば、2024年12月のメトロマニラの犯罪件数は、前月の10,323件から9,227件へと10.62%減少しました。特に、殺人、強盗、窃盗などの主要犯罪は469件から413件へと11.94%の減少を示しています。また、殺人事件は10.71%、故殺は30.77%、オートバイ盗難は50%の減少が見られました。一方で、犯罪解決率は99.56%から98.86%へと若干の低下が見られましたが、依然として高い水準を維持しています。さらに、12月には1,248人の指名手配者が逮捕され、違法薬物取締りでは9,122グラムのシャブ(メタンフェタミン)と5,868.43グラムのマリファナが押収されました。NCRPOのアンソニー・アベリン局長は、これらの成果は、警察と市民の協力の賜物です。2025年も引き続き、メトロマニラを安全で安心な場所にするため、共に努力していきましょうと述べています」
Metro Manila crime rate down 10.62% in December 2024 – NCRPO