私は毎日英語を使って仕事をしていますが、ChatGPTのような人工知能の登場によって、英語での業務効率が格段に向上しました。特に、英語で文章を書く際にその効果を強く感じます。
仕事の細かいニュアンスを第2言語である英語で正確に伝えるのは、非常に難しいことです。しかし、日本語でニュアンスを正確に書き、それをChatGPTに翻訳してもらうと、自分が意図していた以上に分かりやすく、しかも丁寧な英語に仕上げてくれます。
現実的に考えると、多くの日本人が英語をネイティブレベルにするのは簡単ではありません。だからこそ、英語を対面で意思疎通するための「会話ツール」として磨くことを優先し、ネイティブレベルの高度なニュアンスを要する文章作成や表現は、人工知能の力を借りるのが現実的だと思います。
これを踏まえると、日本の英語教育はもっと英会話に特化すべきではないでしょうか。英語を楽しみながら使えるようにすることを最重要課題に据えるべきだと思います。
例えば、英語教育の中心に日本語を話さないネイティブ教師を据え、日本人教師は必要な場面で日本語でサポートする形が理想的だと考えます。教育の初期段階から英会話に多くの時間を割くことで、小・中・高の9年間で誰もが基本的な英会話を楽しめるようになるでしょう。
こうした取り組みによって、英会話が好きな人が増え、海外旅行やワーキングホリデーを楽しむ人も増えるはずです。結果として、日本人の国際化が進み、多様性を受け入れる力や精神的な強さが育まれると信じています。
英会話を楽しむことから始め、少しずつ難しい英語の技術に挑戦すれば大丈夫です。英語嫌いをなくすことを優先した教育方針が、何よりも大切ですね。
私も微力ながら、こうした未来に貢献できるよう努力を続けてまいります。